カワサキについて

 正式名称は、川崎重工業株式会社である。英語表記は、Kawasaki Heavy Industries, Ltd.。事業内容は、船舶、航空機、車両、二輪車、ガスタービン・機械、汎用機の製造及び販売等である。

 その歴史は、1878(明治11)年に、創業者川崎正蔵が西洋型船の建造を目的として、東京に「川崎築地造船所」を創設したことに始まる。1886(明治19)年には、事業規模を拡大し、神戸に「川崎造船所」を創設する。そしてその10年後の1896(明治29)年10月15日、株式会社川崎造船所を設立することとなる。

 1919(大正8)年には船舶部を分離して、川崎汽船株式会社を設立、1928年には川崎車輛を設立した。その後、飛行機部門を分離して、1937(昭和3)年に川崎航空機工業株式会社を設立し、1939(昭和14)年には、川崎重工業株式会社と社名を変更する。1949(昭和24)年5月には上場し、翌1950(昭和25)年、製鉄部門を分離して、川崎製鉄株式会社を設立と、事業の拡大とともに、車両、航空機、製鉄部門が相次いで独立した。

 1969(昭和44)年、川崎重工業・川崎車輛・川崎航空機工業の3社が合併し、総合システムエンジニアリング企業として再スタートすることとなる。同年、モーターサイクル「H1」を発売し、1975(昭和50)年、日本の二輪車・四輪車業界のトップを切って、アメリカで二輪車の現地生産を開始した。

 レースにおいては、1968(昭和43)年に、ライムグリーンのA1Rで、アメリカのデイトナで行われたレースに参戦したことに始まる。その後もこのライムグリーンをチームカラーとし、ロードレース世界選手権(WGP)に参戦するなど、レース活動を続ける。1982(昭和57)年でWGPから撤退したが、2002(平成14)年、世界最高峰レースが2サイクルの500ccからMotoGPへと移行するとともに、GPへの復活を果たす。

 本社所在地は、東京本社が東京都港区浜松町2丁目4番1号、神戸本社が神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号である。工場は、神戸、明石、兵庫、岐阜、他。